熱機械分析装置 (Thermal Mechanical Analyzer ) 測定とは、サンプルをプログラム経由で加熱、冷却または恒温にできる加熱炉の中で、設定可能な環境気体（例：窒素）を満たして、サンプルに応力を加え、サンプルへの温度または応力が変わる状況での形状変化を観察するものです。
iSTのサービス
サンプルの温度変化における膨張または収縮現象を分析することで、多くの重要な材料特性データを取得：
- 熱膨張係数 Coefficient of Thermal Expansion, CTE
- ガラス転移温度 Glass Transition Temperature, Tg
- 層間剥離時間 Time to Delamination
- 軟化点 Softening Point
- 収縮率 Shrinkage Percentage
事例紹介
TA Q400EM
- 最大温度範囲：-150℃~1000℃
- 温度精度：±1℃
- 応力印加範囲：1~2000mN
- 感度：15nm
- 計測精度：±0.1%
- ブロック最大サンプル寸法 (mm)：L26 X D10
- 薄膜繊維最大サンプル寸法(mm)：L26 X T1 X W4.7
- PCB産業
- 光電産業
- 金属およびプラスチック加工産業
- 半導体産業
- 材料研究開発