動的機械分析装置(Dynamic Mechanical Analyzer)とは、サンプルへの温度、応力、振動周波数および変形等を変化させながら、材料の強度、粘性、弾性、及び各種相変化特性を観察する装置です。よくある観察パラメータには、損失係数(Tan delta)、貯蔵弾性率(E’)、損失弾性率(E”)、ヤング率(E)及び剛性率(G)があります。
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各種パラメータの組合わせで，材料の各種機械特性を観察：
- 周波数走査(Frequency Scan)
- 温度／時間走査(Temperature/Time Scan)
- 応力緩和試験(Stress Relaxation)
- 応力ひずみ試験(Stress-Strain)
- クリープ試験(Creep)
異なる分析モードを組み合わせることで、より多くの重要な材料特性データが取得可能：
- 貯蔵弾性率 Storage Modulus, E’
- 損失弾性率 Loss Modulus, E”
- 損失係数 Tan Delta
- ヤング率Young’s Modulus
- 転移温度Transition Temperature
事例紹介
TA Q800
- 最大温度範囲：-150℃~600℃
- 負荷範囲：0.1mN~18N
- 負荷解析度：0.01mN
- 変形解析度：1nm
- ファクター範囲：103~3×1012
- ダンピング感度：0.0001
- ダンピング解析度：0.00001
- 周波数範囲：0.01~200Hz
- 動態サンプル変形範囲：±0.5~10000 μm
- PCB産業
- 光電産業
- 金属およびプラスチック加工産業
- 半導体產業
- 材料研究開発